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日記のような脳内メモ。
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もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対、と歌った人間がゲイであることを知ればその歌に歌われた恋はある種の色付けから逃れられない。
盗んだバイクで走り出す、と歌った人間が薬物の過剰摂取で死んだ場合も。
歌はその歌を歌う人間から、長い長い時間を経ることでしか逃れられないはずだった。
歌はそれだけで意味を持つ。歌い手は人間であることの意味を持つ。
歌が人間に歌われる時点で、歌は人間の意味から逃れられない。
だから歌は人間性の象徴とも成り得る。が。

VOCALOIDの歌は、歌を歌い手のものにしない。歌と歌い手の意味を切り離すことが可能だ。
歌うことで歌が本来持っていたものを切り出してみせることが可能、それがVOCALOIDの歌だ。
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無題
|;-ヮ-)
 「曲と人」は切り離されますが、今度は「曲とキャラ」が
 癒着してアレルギー反応を示す人が出てくる罠。

 「桜の雨」も、卒業式前に練習していた物をミク曲だと
 知られたとたんに全否定された例もあるそうですから…
| -ヮ-) どら猫とみー。 2009/03/11(Wed)22:29:22 EDIT
無題
ああ、ピアプロのアレですね…見ました見ました。心が痛い。ミクがどうのというより、「集団」というものの理不尽さに耐える備えが出来ないうちに、それにぶちあたってしまった子供の心中たるや、察するに余りある。それでもどうかこの理不尽な世界を憎まないでと切に思います。
私はVOCALOIDが好きだからミクの曲がそれだけで全否定されたのはやっぱり悲しいけど、卒業式で歌う歌に歌いたい側も否定したい側も声をあげて意思表示がした、ミクの歌がそのきっかけになった、そのことを評価したい。

「曲とキャラ」の癒着、のようなものは今後も出てくるとは思いますが、キャラはキャラですから。
その癒着を切り離す力は「音楽」そのものが持っていると思います、と楽天的な感じで。
NezMozz URL 2009/03/13(Fri)01:06:25 EDIT
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