×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
彼らは元データが一人の人間であり、どこにも存在せず絶対に切り離せない運命の二人であり、その二つの声が全ての人間につきまとう死別離別の苦しみを歌うことに、私という人間は奇妙な安心を見出したかもしれない。
絶対に別れることのない鏡音の二人が「別れ」を歌えば、それは「フィクション」になる。
鏡音の双子が歌えば、私という人間は別れの悲しみとその孤独を、ただそれだけを美しく味わうことが出来る。
私という人間が通過してきた、特に美しくもない別れの数々などこの歌を聴く今だけは忘れていいよ、と金色の双子が笑っている。
PR
COMMENT