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■お詫びしたい
別に怒ってはいないし、気分を害してもいないのだけど。
自分にとって快い、好きだと思えるものを見つけるのは、実はそう簡単じゃない。マスコミや流行に踊らされず、とはよく言うが、踊らされる(と思われること)のを恐れるあまりに流行やメジャーを否定することは、踊らされているのと同じだ。
初音ミク、VOCALOIDのCDを買う人は、一人残らずただの流行、イロモノ、ネタに飛びつく人種、と定義する根拠は一体どこにあるんだろう。
逆に言えば、VOCALOIDの、機械の歌が評価される理由など、ただの流行、イロモノ、ネタでしかありえないということなんだろうか。
そんな流行やイロモノがミク発売から一年以上たってから、ようやっとメジャーシーンに顔を出しはじめたことを、この人はどう思っているのだろう。
そしてやはり、どんな音楽でも、その楽曲にとって「よい」ボーカルは機械でなく人である、という優劣を決めなければいけない理由はなんだろう。
人は機械より必ず優れてなければいけないのか。
人と機械に優劣などない、ただ「違う」だけなのだ、というのは私の機械への思い入れが過ぎるだけなのだろうか。
音楽こそは、その人と機械に優劣をつけず、ただ「違う」というあり方を、聴き手に作品の価値をゆだねることを許す、貴重で豊穣なフィールドなのに。
※追記
訂正前エントリを読んだときは本当に怒りも憤りも、特に感情のようなものは沸かなかったのだけど、この謝罪を読んだら、なんだか少し、悲しくなってしまった。
なんでだろうとぼんやり考えて、こんなふうに真摯に謝罪を出して音楽に対して真剣に考える人の「音楽」に、私の大好きな機械は入れてもらえない、それが悲しかったのかもしれないと思い当たった。
ほんとに私は機械が好きすぎるねぇ…
別に怒ってはいないし、気分を害してもいないのだけど。
自分にとって快い、好きだと思えるものを見つけるのは、実はそう簡単じゃない。マスコミや流行に踊らされず、とはよく言うが、踊らされる(と思われること)のを恐れるあまりに流行やメジャーを否定することは、踊らされているのと同じだ。
初音ミク、VOCALOIDのCDを買う人は、一人残らずただの流行、イロモノ、ネタに飛びつく人種、と定義する根拠は一体どこにあるんだろう。
逆に言えば、VOCALOIDの、機械の歌が評価される理由など、ただの流行、イロモノ、ネタでしかありえないということなんだろうか。
そんな流行やイロモノがミク発売から一年以上たってから、ようやっとメジャーシーンに顔を出しはじめたことを、この人はどう思っているのだろう。
そしてやはり、どんな音楽でも、その楽曲にとって「よい」ボーカルは機械でなく人である、という優劣を決めなければいけない理由はなんだろう。
人は機械より必ず優れてなければいけないのか。
人と機械に優劣などない、ただ「違う」だけなのだ、というのは私の機械への思い入れが過ぎるだけなのだろうか。
音楽こそは、その人と機械に優劣をつけず、ただ「違う」というあり方を、聴き手に作品の価値をゆだねることを許す、貴重で豊穣なフィールドなのに。
※追記
訂正前エントリを読んだときは本当に怒りも憤りも、特に感情のようなものは沸かなかったのだけど、この謝罪を読んだら、なんだか少し、悲しくなってしまった。
なんでだろうとぼんやり考えて、こんなふうに真摯に謝罪を出して音楽に対して真剣に考える人の「音楽」に、私の大好きな機械は入れてもらえない、それが悲しかったのかもしれないと思い当たった。
ほんとに私は機械が好きすぎるねぇ…
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COMMENT
無題
>Ejiさん
私はある意味ちょっと、慣れてしまったのかもしれません。
機械じゃねえか、所詮ニセモノじゃねえかと言われることに。
ニセモノだろうがなんだろうが、私のハートを揺るがしたそのことだけはホンモノだ!と唱え続けて幾星霜。怒りじゃなくて悲しみがわいてくるのはそのせいかもしれません。ああ、まただ…っていう、ね。
>まうさん
謝罪つったって、謝ってるのは書き方悪かった、って点だけですしね。
結局、ミクやその楽曲が「評価される価値のないニセモノ」という主張は何も変わっていない。
むしろ丁寧な言葉で語られることで、「キミタチのそのキモチはニセモノなんだよ、目を覚ましておくれ」という、真正面から喧嘩するほうがまだマシだっつーとこに着地してしまった。しかも善意。
まずは聴いてくれ、それで曇りのない目で判断してくれ、っていうのはほんと、思うのですが、ね…
あとこの人の論にはいわゆる「P」の存在がくて、「ミク」と「ミクのCDを買う人」しか出てこないんですが、これはわざとなんでしょうかねえ。
私はある意味ちょっと、慣れてしまったのかもしれません。
機械じゃねえか、所詮ニセモノじゃねえかと言われることに。
ニセモノだろうがなんだろうが、私のハートを揺るがしたそのことだけはホンモノだ!と唱え続けて幾星霜。怒りじゃなくて悲しみがわいてくるのはそのせいかもしれません。ああ、まただ…っていう、ね。
>まうさん
謝罪つったって、謝ってるのは書き方悪かった、って点だけですしね。
結局、ミクやその楽曲が「評価される価値のないニセモノ」という主張は何も変わっていない。
むしろ丁寧な言葉で語られることで、「キミタチのそのキモチはニセモノなんだよ、目を覚ましておくれ」という、真正面から喧嘩するほうがまだマシだっつーとこに着地してしまった。しかも善意。
まずは聴いてくれ、それで曇りのない目で判断してくれ、っていうのはほんと、思うのですが、ね…
あとこの人の論にはいわゆる「P」の存在がくて、「ミク」と「ミクのCDを買う人」しか出てこないんですが、これはわざとなんでしょうかねえ。