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VOCALOID聴き専ラジオ、ASCII.jpさんに取り上げていただきましたよ。

■ネットに「パーソナリティ」は必要か――聴き専ラジオの考え方

記事中でも言ってますが、ボカロシーンに聴き専ができることってなんだろう?
プレイヤーでもクリエイターでもない、リスナーに何か役割があるとしたらなんだろう?
シーンに必要な、何かがあるのかしら?
それを今まさに模索している、それだけのような気もします。
パーソナリティ、つまりその人の人柄、人となり、好み、傾向、そういうものを一切なしにメディアは成立するのか。成立するとしたらどんな形で?で、それって面白いの?必要なの?つーかそもそも別に成立させなくてもいいんじゃね?っていうのも含め。
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ほんとにもう、暑苦しくてごめんなさい。
しゃべりすぎだろ私…!

でも濃い話で面白かった、という感想もいただいて、こういう、ディープな話がしたかった聞きたかった人も少なくないんだと確信することが出来ました。
ありがとうございます。
発起人のB-SAKATSUさん、細かく気を使ってくださったふぇにさん、そしてもうプロ顔負けのラジオパーソナリティのこしゅーさんに感謝です。

今回だけじゃなくて続けていきたいな。
自分が喋るばかりじゃなくて、他の人の話が聴きたいのよ!
色んな人をゲストに呼んで色々おしゃべりしてみたい。
ああ、喋りなんか苦手だよって思ってるゲスト候補の人は安心していいです。
あれだよ、こしゅーさんに聞いてもらえたらみんな喋れるから。マジで。
なんですかあの絶妙のフォローとまとめ。
素晴らしかったと一番喋ってた私が言い切ります。


録音はこちら
twitterでのリアルタイム発言まとめもあります
■VOCALOID聴き専ラジオ -第1回放送の録音をアップしました。

VOCALOID聴き専ラジオ

twitterでなにやらすてきなたくらみがあったのでホイホイのっかってしまいました。
まさか自分がネットラジオをやるなんておもわなんだ。
しかし語りたがりなので語らせてくれるとあってはのらずにはいられなかったんです。

Pでも絵師でもないので、だらだら喋ってても仕方なかろうと毎回何か企画的なものを決めて、ボカロについて曲について、あーでもないこーでもないと楽しく語れる場になれればよいなあ。

隔週か毎週土曜の予定です。
バックナンバーは録音していつでも聞けるようにしてくださるそうなので(こしゅーさんが)どうかおひとつ、御贔屓に。

URL:http://std2.ladio.net:8130/kikisenradio.m3u
掲示板:VOCALOID聴き専ラジオ
Twitterハッシュタグ:#kikisenradio
VOCALOIDは楽器、人の声を奏でる楽器、そう認識していてそう言い続けてきた、勿論それは間違っていないんだけど…

ラスボスは“平和”を歌うVOCALOID? 「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」のイベントでサプライズ発表



そ の 発 想 は な か っ た



敵といえど分厚い設定とストーリーとメッセージを持たされるMGSシリーズの最新作であるのだから、さらにKONAMIが出す新音源でもあるのだから、ただ「今話題のVOCALOIDをボイスに使ってみましたー」ってなもんじゃないだろうなと期待する。
記事には

>VOCALOID音源を使って自由に作詞・作曲する機能や、作った曲やセリフをアップロードする機能もゲーム内に搭載される予定

とあるし、随分斬新で豪華なオマケをつけたMGシリーズ最新作になるだろう。
MGS最新作=新VOCALOIDと解釈するなら、セールスは当然ダントツのトップに躍り出る。
(前作のMGS4は初週販売本数は約46万本、2008年終了時点での累計本数は約69万本、世界総売り上げでは約400万本を記録している)

実際の操作はNetVOCALOID技術が使われる?模様。
(GAME SYSTEMにVOCALOIDコーナーがある)
METAL GEAR SOLID OFFICIAL SITE
ゲーム内にオリジナルUIが作られるのかな?UPするサーバはユーザーコミュニティとしてコナミが管轄することになるのだろうか。

「業界初の試み」はMGシリーズのもうひとつの大事なアイデンティティだ。どこもやらなかった、誰も思いつかなかったことを高クオリティでやってのけてこそ、このタイトルの名にふさわしかろう。


ここからは個人的妄想みたいなことだけど…
これでやっと「萌え」に頼らない広がりが展開されるかと思うと嬉しい。本当に嬉しい。
勿論、萌えや可愛い女の子や美形のキャラクターを否定するつもりは毛頭ないけど、そればっかりじゃ後がない。
萌えはエロスと同じで、普及や認知の広がりには爆発的な推進力を持つけれど、一旦そのイメージに染まってしまうとそこから抜け出すのは並大抵のことではない。
マリリン・モンローはアメリカのセックス・シンボルとして一気にスターダムに駆け上がったけれど、でもその後は何をやっても自身のセックス・シンボルという影から抜け出せなかった。その苦悩はマリリン本人を蝕み、とうとう彼女はその影に押し潰されて死んでしまった。
(たとえとして適切かどうかは疑問だけど、何が言いたいかはわかってください。)
VOCALOIDはキャラクター、いや実態は純然たる「技術」なのだから、自らのイメージに苦悩することだけはないのだけれど。
キャラクターという「萌え」がなかったらここまでの急速な成長はありえなかったのだけれど。
その「急速な成長」がなければ、最早立派なビッグタイトルであるMGSシリーズがVOCALOID技術を取り入れることもなかっただろうけれど。
固定概念、つくられたイメージ。それは福音であり何かの原動力であるが、同時に強力な呪縛でもある。

あと、もうひとつ、固定概念。私の。
VOCALOIDは楽器、人の声を奏でる楽器。
音楽創作を趣味とする個人の福音。
これもある意味、呪縛だったのかもと思っている。
歌う機械は、もっと自由だったのかもしれない。
MGSシリーズのVOCALOIDは、AIの敵ボスに搭載されたという設定を持っているようだが、実際にMSGシリーズにも「搭載」されるわけだ。
なんだろうなんだろう、このまさにリアルとバーチャルの、遊びとビジネスの間を危うく、もしくは軽々といったりきたりするような「存在」は。
ゲームとはいえ、がっちりとした世界観とメッセージを持つMGSシリーズで「歌う敵」はどんな物語を背負うことになるのだろう。
楽しみだ、本当に楽しみだ。
歌う機械よ、自由であれ。もっともっと、自由であれ。
11月1日「COMIC CITY SPARK4」内で開催予定のVocaloidがくっぽいどプチオンリー「風雲!!がくぽ城」開催記念アンソロジー「GX-MANIA」にコラムを一篇寄稿しました。
生まれて初めての同人誌寄稿ですよドキドキ。
初めてというにはまたひどく暑っ苦しいのをアレしてしまった気がしますが、他執筆陣は大変豪華なので是非。

詳細はこちらでご確認くださいませ。↓




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