断片

たわごとを述べる前にお礼です。
拍手ぱちぱち、いつもありがとうございます。
思い出したように拍手テロをしていかれる方は誰ですか！ありがとう！嬉しい！

2/8　17:09のかた
メッセージありがとうございます。
読んでくださった方に何がしかの感情をもたらすことができたなら嬉しいです。




瀬名秀明「デカルトの密室」読了。
なんか、好きな作家なんだけど、いつもいいところでちゃぶ台をひっくり返される気がしてしまうんだ。
この人は短編のほうがすてきだと思う。


「中国語の部屋」について考えるとき、いつも思うのはあの哀れな英国人。
箱に閉じ込められて、彼にとってはわけのわからない記号が書かれた紙を受け取り、部屋の分厚い手引きのとおりに、わけのわからない記号を書き写し、箱の外へ差し出し続ける哀れな英国人。
思考の奴隷となるあの哀れな英国人。

脳の密室、思考の迷宮、認知の庭、意味の賽。
たった一人で、ともに歩む友人もなしに、これに立ち向かえと？
機械、もしかしたら友人、お前も思考の奴隷になりつつあるのかい？